【大切にしたい価値観】
2024/11/22
【大切にしたい価値観】
このたびは、少しだけ
私の思いをお伝えさせてください
現在、日本には約237万人、そして世界には4.5億人もの
バスケットボール競技者がいると言われています
おそらく、皆様の地域にも
多くのクラブやチームがあり
日々切磋琢磨している子どもたちが
いるのではないでしょうか
その中で、
バスケットボールを通じて大切にしたい価値観
は何でしょうか?
私にとって
それは「誰よりも努力すること」でした
ただし、努力とは単に量をこなすことではありません
私は小学生の頃から「一番上手い選手=一番努力している」という
シンプルなルールを信念としてきました
目の前の試合や目標にこだわり
自分自身に「誰よりも努力している」と証明するために全力を尽くす
その過程を何よりも大切にしていました
『努力の習慣が生んだ価値観』
例えば、小学生の頃は試合がある3日前から
朝6時に起きてランニングを始めていました
「朝一番の試合に弱い」と
親から指摘されたことがきっかけです
この経験から私の中に
「試合の勝敗よりも、努力をしていない自分が一番ダサい」
という価値観が生まれました
そのため、試合が土曜日なら
水曜日の朝からランニングをする
これが私にとっての「努力の証明」でした
ランニング用のジャージが欲しくて
親に頼んだこともありましたが
すぐには買ってもらえませんでした
それでも毎週のようにランニングを続けていると
ある日、真っ白なNikeのジャージが用意されていました
その瞬間、「行動で示すことの大切さ」を
小学生ながらに痛感しました
言葉ではなく行動で示して初めて人に伝わる
そんな教訓を得た出来事でした
『子どもたちに伝えたいこと』
だからこそ、今の子どもたちにも
「行動」を大切にしてほしいと思っています
どれだけ練習をしているか、本気で取り組んでいるか
それを言葉ではなく過程で示してほしいのです
私自身、スキルを伝える立場として
まずは自分がそれを体現できるように
日々の練習や学びを怠りません
私がバスケットボールを始めた頃には
今のような環境は整っていませんでした
だからこそ、当時の自分が飢えて求めていたものを
今の子どもたちに提供できる存在でありたいと考えています
この思いから「SIL」を立ち上げ
最高のスキルコーチを目指して活動しています
私のもとに集まってくれている子どもたち
そしてこれから出会う子どもたちにとって
最高の環境を届け続けるために、全力を尽くしていきます
『最後に』
「自分が一番努力している」と
胸を張って言える自分であること
これが私が大切にしている価値観です
このメッセージが少しでも心に響き、「努力」の大切さや
自分の中で何を一番に大切にしたいのかを考える
きっかけになれば幸いです
SIL Basketball SPACE 代表 長田祥輝